サザンオールスターズ

シングル




Tarako
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1984年10月21日
オリコン最高位 : 11位

21枚目のシングル。ロサンゼルスでレコーディング。
「Tarako」はサザンも準レギュラーで出演した日本テレビ系お笑い番組
“いい加減にします!”テーマ曲。シングルA面としてはサザン唯一の
英語詞曲です。ザ・ベストテン最高位は16位。
「Japaneggae」も英語ヴァージョン。両曲ともにベスト盤含めてアルバムには
未収録(「ジャパネゲエ」日本語ヴァージョンは『人気者で行こう』に収録)。
2005年のサザンのシングル44作同時再発時にはオリコン21位と健闘。
1988年CD発売時にもオリコン86位を記録してます。)
1 Tarako
2 Japaneggae (Sentimental)

Bye Bye My Love (U are the one)
05年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1985年5月29日
オリコン最高位 : 4位 (1985年の年間17位)

22枚目のシングル。「Bye Bye My Love」はザ・ベストテンで3週連続1位(年間9位)
を記録。これも名曲!完璧な曲です。
ジョン・レノン追悼曲「Dear John」の日本武道館でのライヴ・ヴァージョンは
このシングルのみ収録。)
1 Bye Bye My Love (U are the one)
2 Dear John (Live at BUDOKAN)

メロディ (Melody)
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1985年8月21日
オリコン最高位 2位 (1985年の年間43位)

23枚目のシングル。
ザ・ベストテン2週連続1位(年間22位)を記録。
ちょっと異色なバラード「メロディ」。これまた名曲!
「ミス・ブランニュー・デイ」の日本武道館でのライヴ・ヴァージョンは
このシングルのみ収録。)
1 メロディ (Melody)
2 ミス・ブランニュー・デイ (Live at BUDOKAN)

みんなのうた
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1988年6月25日
オリコン最高位 : 2位 (1988年の年間12位)

3年ぶり、24枚目のシングル。デビュー10周年記念日にリリース。
「みんなのうた」は映画“彼女が水着にきがえたら”挿入歌。
ザ・ベストテンでは3位(1988年の年間23位)を記録。
後に“世界を変える100人の日本人! JAPAN☆ALLSTARS”(テレビ東京系)テーマ曲、
アサヒ飲料三ツ矢サイダーCMソングなどにも使用されました。
「みんなのうた」「おいしいね〜傑作物語」ともにオリジナル・アルバムには
未収録ですが、両曲ともベスト盤『すいか』『HAPPY !』に収録(「みんなのうた」は
『海のYeah !!』にも収録)。
このシングルは2005年リマスターCD発売時にオリコン37位を記録。)
1 みんなのうた
2 おいしいね〜傑作物語

女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日: 1989年4月12日
オリコン最高位 : 4位 (1989年の年間95位)

25枚目のシングル。ザ・ベストテン最高位は12位。
「女神達への情歌」はフジテレビ系番組“夢で逢えたら”オープニングソング。
シングルはそれほど売れませんでしたが桑田さんもお気に入りのナンバー。
“1988 大復活祭” 横浜スタジアムでのライヴ音源「Oh! クラウディア」は
このシングルにのみ収録。)
1 女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
2 Oh!クラウディア (Live in YOKOHAMA STADIUM)

さよならベイビー
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1989年6月7日発売。デビュー11年目・通算26枚目にしてサザンとしては意外にも初のオリコン・
シングルチャート1位を記録!オリコン1位(年間33位)、ザ・ベストテン8位。
映画の主題歌にもなった「さよならベイビー」の完成度に桑田さんは満足してないらしいですが
素晴らしいバラードです。
原坊ボーカルの「鎌倉物語」1988年横浜スタジアムでのライヴ音源はこのシングルのみ収録。)
1 さよならベイビー
2 鎌倉物語 (Live in YOKOHAMA STADIUM)

フリフリ ’65
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1989年11月にリリースされた27枚目のシングル。オリコン2位(1990年の年間72位)を記録。
「フリフリ’65」は「女神達への情歌」に続いてフジテレビ系バラエティ番組“夢で逢えたら”の主題歌。
サザンのメンバーもこの曲が流れるオープニング映像に出演してました。ライヴでも盛り上がるノリの
良いナンバーです。
「Big Star Blues」1988年横浜スタジアムでのライヴ・ヴァージョンはこのシングルのみ収録。
因みに(「Big Star Blues」のシングル盤は持ってませんが、)1981年6月にリリースされた
12枚目のシングル「Big Star Blues」(B面は「朝方ムーンライト」)は映画主題歌にもかかわらず
全くヒットせずオリコン最高位は49位。最高位・売上ともにワースト記録になってしまったシングル
です。カッコイイ曲なんですけどね。)
1 フリフリ ’65
2 Big Star Blues (ビッグスターの悲劇) (Live in YOKOHAMA STADIUM)

真夏の果実
98年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1990年7月に発売された28枚目のシングル。オリコン4位(年間9位)を記録。
桑田さん初監督映画“稲村ジェーン”の主題歌「真夏の果実」でサザンは
第32回日本レコード大賞のロック・ゴールド・ディスク賞、最優秀ロック・ボーカル賞、作曲賞を受賞。
この年は第5回日本ゴールドディスク大賞でもサザンがアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選ばれてま
す。原坊ボーカル曲「ナチカサヌ恋歌」1990年日本武道館でのライヴ音源はこのシングルのみ収録。)
1 真夏の果実
2 ナチカサヌ恋歌 (Live at BUDOKAN)

ネオ・ブラボー !!
91年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1991年7月にリリースされた29枚目のシングル。2枚目のオリコンNo.1を記録(年間24位)。
両曲ともアルバム未収録なので貴重なシングルです(「冷たい夏」は00年のバラードベストに収録)。)
1 ネオ・ブラボー !!
2 冷たい夏

シュラバ★ラ★バンバ  SHULABA-LA-BAMBA
92年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1992年7月にリリースされた30枚目のシングル。「涙のキッス」と同時発売。
オリコン2週連続で2位(1位は「涙のキッス」)、年間13位を記録。
「シュラバ・ラ・バンバ」はNTT DoCoMoの初代CMソングで、メンバーもCMに出演。
「君だけに夢をもう一度」は前年の年越しライヴで披露された時から好きな曲でしたが、
92年3月発売と告知までされながら発売中止に。桑田さんがA面曲としてはインパクトに欠けると判断した
ようです。この曲もCMソング。「涙のキッス」の方が売れましたが、カップリング曲含めると「シュラバ・ラ・バンバ」
の方が愛着があります。2ヶ月後にリリースされたアルバム『世に万葉の花が咲くなり』に4曲とも収録された
のでどちらのシングルも滅多に聴かなくなっちゃったけど。)
1 シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
2 君だけに夢をもう一度

涙のキッス
92年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1992年7月18日にリリースされた31枚目のシングル。「シュラバ・ラ・バンバ」と2枚同時発売。
サザン最高記録のオリコン7週連続1位(年間5位)、初のミリオンセラーを記録。7/27付・8/3付では
2週連続でサザンの「涙のキッス」「シュラバ・ラ・バンバ」が1・2フィニッシュの快挙(史上3組目)。
「涙のキッス」は佐野史郎さん演じる冬彦で話題になった“ずっとあなたが好きだった”(TBS系)の主題歌。
両曲ともに同年発売のアルバム『世に万葉の花が咲くなり』に収録されたので、シングル「涙のキッス」
(と「シュラバ・ラ・バンバ」)聴いたのは20数年ぶりかも。)
1 涙のキッス
2 ホリデイ〜スリラー『魔の休日』より

エロティカ・セブン
93年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1993年7月21日
オリコン最高位 : 2週1位 (1993年の年間4位)

32枚目のシングル。「素敵なバーディー」と2枚同時発売。
この曲の大ヒットによってデビューからのシングル総売上枚数が1000万枚を突破!
「TSUNAMI」が出るまではこの曲がサザン最大の売上枚数でした(現在でも
「TSUNAMI」に次いで2位)。2020年現在オリコン歴代シングル売上枚数の48位。
「エロティカ・セブン」はフジテレビ系ドラマ“悪魔のKISS”主題歌。
第26回日本有線大賞の有線音楽優秀賞(ポップス)を受賞。
「9月の風」は大森さん作曲によるインストゥルメンタル。この曲もなかなか良い!
このシングルは2005年リマスターCD発売時にオリコン40位を記録。)
1 エロティカ・セブン  EROTICA SEVEN
2 9月の風

素敵なバーディー (NO NO BIRDY)
93年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1993年7月21日にリリースされた33枚目のシングル。「エロティカ・セブン」と同時発売。
オリコン最高位は3位(その時の1位は「エロティカ・セブン」)。年間では56位。
91年から休養中の関口さんは本作でも不参加。江ノ電を借り切って撮影された「素敵なバーディー」のPVは
1番好きなサザンのPVなんですが、ムクちゃんののほほんとした雰囲気は映像とフィットしそうだったので、
ムクちゃんの不在は残念。
「遥かなる瞬間」は初の松田さん作詞・作曲によるナンバーで、ボーカルも11年ぶりに松田さんが担当。
両曲ともにベスト盤『HAPPY』に収録(「素敵なバーディー」は『海のYeah』『バラッド3』にも収録)。)
1 素敵なバーディー (NO NO BIRDY)
2 遥かなる瞬間

江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley
93年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1993年9月8日
オリコン最高位 : 2位 (1993年の年間21位)

謎の集団‘Z団’によるサザン・リミックス・アルバム。
サザンの楽曲が計40曲使用されてます。
第8回日本ゴールドディスク大賞の企画部門アルバム賞を受賞。
オリコン・チャートではシングル扱いで2位を記録。)
1 Southern All Stars Golden Hits Medley

クリスマス・ラブ
93年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1993年11月20日に発売された34枚目のシングル。オリコン3位(1994年の年間52位)を記録。
93年夏頃に桑田さんがラジオ番組にゲスト出演した時に「15周年だと屋敷とか高木豊みたいに中堅選手って
感じがする。張本ってところまではいかないでしょ」というような事を言ってました。デビュー15周年にはそれほど
意識はなかったようです。屋敷と高木には失礼だけど(笑)。でも、1993年のサザン&桑田さんの作品を
振り返ってみると、アルバムの発売こそなかったもののサザンのシングル3枚、桑田ソロ「真夜中のダンディー」、
+(サザンのメンバーは制作に関わってないけど)Z団「江ノ島」がいずれも大ヒット。存在感を充分示した
1年だったと思います。
「クリスマス・ラブ」(丸井クリスマスCMソング)は思ったよりは売れなかったけど、後の桑田さんの
「白い恋人達」や山下達郎さんの「クリスマス・イブ」にも匹敵する名曲だと思います。
ファンクなノリの「ゆけ!! 力道山」も結構好きです。)
1 クリスマス・ラブ 〔涙のあとには白い雪が降る〕
2 ゆけ!! 力道山

マンピーのG★SPOT
95年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1995年5月にリリースされた35枚目のシングル。オリコン4位(年間71位)を記録。
売上枚数は2ヵ月後リリースの「あなただけを」の半分にも満たなかったんですが、今ではライヴ欠かせない
サザンの代表曲です。
前年の桑田さんのソロ活動も良かったけど、関口さんも完全復帰した新生サザンの姿には何とも言えない
安心感がありました。「マンピー」で安心するっていうのも変な話だけど(笑)。
「真夏の果実」から「マンピー」まで歌える桑田さんが羨ましいと山下達郎さんが言ってた事あるらしいです。
振幅の大きさがサザンの強みでもあり、「マンピー」みたいな曲もあるから国民栄誉賞候補に桑田さんの
名前が挙がらないのかもしれません(笑)。
「マンピーのG★SPOT」は『HAPPY』と『海のYeah』に、「メリージェーンと琢磨仁」は『HAPPY』に収録。)
1 マンピーのG★SPOT
2 メリージェーンと琢磨仁

あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
95年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(36枚目のシングル。1995年7月発売。オリコン1位(年間25位)を記録。
「あなただけを」は月9ドラマ“いつかまた逢える”の主題歌。ライヴではほとんどやらなくなっちゃいましたが、
桑田さん自身もお気に入りの曲。
「LOVE KOREA」はベスト盤含めてアルバム未収録。ライヴでは同年の“ホタル・カリフォルニア”でしか
演奏してません(ビデオ“ホタル・カリフォルニア”ではカットされてしまいました)。)
1 あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
2 LOVE KOREA

愛の言霊 〜Spiritual Message
96年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1996年5月発売。37枚目のシングル(4枚目のミリオンセラー)。オリコン2週1位(年間7位)を記録。
「愛の言霊」は日本テレビ系ドラマ“透明人間”主題歌。当時は発売前に桑田さんのラジオ番組で
サザンの新曲を聴く事が多かったんですが、初めて聴いた時の衝撃度はこの曲が1番!
難解な詞、革新的なアレンジに挑戦しながらも一般受けする曲に仕上げてしまう桑田さんは凄い!
「恋のジャック・ナイフ」はキリンビール‘キリン・ラガー’CMソング。同年のザ・ガールズ・万座ビーチ
ではかなり盛り上がった曲ですが、ライヴで演奏されたのはこの時のみ。
両曲共に同年発売のアルバム『ヤング・ラヴ』に収録されたので、このシングルを聴く事は滅多にないけど、
50枚を超すサザンのシングルの中でもベスト・カップリング賞候補筆頭の超強力シングルです。)
1 愛の言霊 〜Spiritual Message
2 恋のジャック・ナイフ

太陽は罪な奴
96年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1996年のデビュー記念日に発売。38枚目のシングル。オリコン最高位は5位。その週の4位は
「愛の言霊」で、1ヶ月前に発売された「愛の言霊」より上位になる事はありませんでした。年間でも
「愛の言霊」7位に対して「太陽は罪な奴」は82位。
サザンにしては何故かあまり売れなかったけど「太陽は罪な奴」(キリンビール‘キリン・ラガー’CMソング)
は夏の野外ライヴでは欠かせない曲です。
「君に贈るLOVE SONG」は松田さんボーカル曲で、作詞・作曲も松田さん。
総収録時間が10分ジャストなのは気持ちいい。)
1 太陽は罪な奴
2 君に贈る LOVE SONG

01MESSENGER 〜電子狂の詩〜
97年版CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1997年8月にリリースされた39枚目のシングル。オリコン最高位は5位。
90年代後半は少しサザンのシングルのセールスが低迷気味の時期で、このシングルも年間トップ100圏外。
デジタル・サウンドの「01 MESSENGER」は日産“ルキノ”CMソング。アルバム『さくら』収録ヴァージョンより
シングル・ヴァージョンの方が好きです。
一方の「SEA SIDE WOMAN BLUES」はアナログ・サウンド。ビートたけしが自身の番組のエンディングテーマ
としてこの曲を歌ってました。たけしヴァージョンも結構良かったです。)
1 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜
2 SEA SIDE WOMAN BLUES