THE BEATLES
ALBUM


「プリーズ・プリ−ズ・ミー」 & 「ウィズ・ザ・ビートルズ」
CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(『プリーズ・プリーズ・ミー』
リリース : 1963年3月22日
最高位 : 英国30週連続1位、日本3位

『ウィズ・ザ・ビートルズ』
リリース : 1963年11月22日
最高位 : 英国21週連続1位、日本4位

デビュー作『プリーズ・プリーズ・ミー』と2ndアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』が1枚のCDに
収録されたお買い得盤。この2枚は中学1年生の時からずっとカセットテープで聴いてましたが
90年代半ばにこのCDを購入。09年のリマスターボックス発売までこの2in1CDで済ませてました。

記念すべきデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』は1日で録音。ライヴバンドとしての
ビートルズの演奏を堪能できます。特にポールの「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と
ジョンの「ツイスト・アンド・シャウト」での絶唱が凄い!既発売の2枚のシングル両面計4曲も収録。
『ウィズ・ザ・ビートルズ』ではボーカル・演奏が更に進化。「イット・ウォント・ビー・ロング」を始めとして
コーラスの掛け合いが素晴らしい。前作同様ラストはジョンのシャウトが冴える「マネー」。
ジョンのボーカル曲が半数を占めてますが、ポールの「オール・マイ・ラヴィング」、
(オリジナルじゃないけど)「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」も名曲。
ジョージ初の自作曲「ドント・バザー・ミー」も収録されてます。
2作ともオリジナル8曲、カバー6曲という構成。『プリーズ・プリーズ・ミー』はイギリスで
30週連続1位、『ウィズ・ザ・ビートルズ』は『プリーズ・プリーズ・ミー』に代わって21週連続1位を
記録。日本のオリコンでは87年CD化の際に『プリーズ・プリーズ・ミー』が3位、
『ウィズ・ザ・ビートルズ』が4位を記録。)
1 アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
2 ミズリー
3 アンナ
4 チェインズ
5 ボーイズ
6 アスク・ミー・ホワイ
7 プリーズ・プリーズ・ミー
8 ラヴ・ミー・ドゥ
9 P.S. アイ・ラヴ・ユー
10 ベイビー・イッツ・ユー
11 ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
12 蜜の味
13 ゼアズ・ア・プレイス
14 ツイスト・アンド・シャウト
15 イット・ウォント・ビー・ロング
16 オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ
17 オール・マイ・ラヴィング
18 ドント・バザー・ミー
19 リトル・チャイルド
20 ティル・ゼア・ウォズ・ユー
21 プリーズ・ミスター・ポストマン
22 ロール・オーバー・ベート−ヴェン
23 ホールド・ミー・タイト
24 ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
25 彼氏になりたい
26 デヴィル・イン・ハー・ハート
27 ナット・ア・セカンド・タイム
28 マネー

A HARD DAY’S NIGHT
CD   輸入盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1964年7月10日
最高位 : 英国21週連続1位、日本6位

3枚目のオリジナル・アルバム(初主演映画のサントラ盤)。
初期の代表作です。意外にも最初で最後の全曲レノン&マッカートニーによるアルバム。
実に10曲がジョンの作品(「すてきなダンス」のボーカルはジョージ)。ジョン色の最も強いアルバム
ですがポールの3曲「アンド・アイ・ラヴ・ハー」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」「今日の誓い」はいずれも
名曲。「恋におちたら」でのジョンとポールのハモリも泣ける。
次作まで21週連続1位を記録。63〜64年のイギリス・チャートは正にビートルズ独占状態!
日本のオリコンでは1987年CD化の際に6位、2009年リマスターCD発売時に34位を記録。
1964年6月26日にリリースされた米編集盤『A HARD DAY'S NIGHT』は14週連続1位。
シングル「キャント・バイ・ミー・ラヴ」「ア・ハード・デイズ・ナイト」は共に英米で1位を記録。)
1 A Hard Day’s Night
2 I Should Have Known Better
3 If I Fell
4 I’m Happy Just to Dance With You
5 And I Love Her
6 Tell Me Why
7 Can’t Buy Me Love
8 Any Time at All
9 I’ll Cry Instead
10 Things We Said Today
11 When I Get Home
12 You Can’t Do That
13 I’ll Be Back

ビ−トルズ・フォ−・セール
CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1964年12月4日
最高位 : 英国15週1位、日本7位

4作目のオリジナル・アルバム。英国で計15週1位を記録した大ヒットアルバム
ですが初期の作品の中で1番地味な内容。コンサート活動等で多忙だったためか
再びオリジナル8曲、カバー6曲という構成になってますが個人的には結構好きな
アルバムです。ジョンの「ノー・リプライ」、ポールの「アイル・フォロー・ザ・サン」が
特にお気に入り。他にも隠れた名曲がたくさん収録されてます。
日本のオリコンでは87年CD化の際に7位、09年リマスターCD発売時に43位を記録。
英国では87年CD化の際に45位、09年リマスターCD発売時に56位を記録。)
1 ノー・リプライ
2 アイム・ア・ルーザー
3 ベイビーズ・イン・ブラック
4 ロックン・ロール・ミュージック
5 アイル・フォロー・ザ・サン
6 ミスター・ムーンライト
7 カンサス・シティー/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ
8 エイト・デイズ・ア・ウィーク
9 ワーズ・オブ・ラヴ
10 ハニー・ドント
11 エヴリー・リトル・シング
12 パーティーはそのままに
13 ホワット・ユー・アー・ドゥーイング
14 みんないい娘

HELP !
CD   輸入盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1965年8月6日
最高位 : 英国15週1位、米国9週連続1位(1966年の年間27位)、日本9位

5枚目のオリジナル・アルバム。1〜7は2作目の主演映画挿入歌。
シングル「ヘルプ!」「涙の乗車券」は英米で1位、「イエスタデイ」も米1位を記録。
軽快な曲は多いけど詞曲ともに変貌しつつある時期のアルバム。
超有名曲「ヘルプ!」「イエスタデイ」以外にも良い曲はたくさん収録されてますが、
ビートルズのアルバムの中では名盤と呼べるかどうか評価が分かれる作品
かもしれません。
英国では計15週1位、米編集盤『ヘルプ!』は米国で9週連続1位。
日本のオリコンでは1987年CD化の際に9位、09年リマスターCD発売時に31位を記録。
米編集盤『ヘルプ』の日本発売は1970年でオリコン40位を記録。
英国では87年CD化の際に61位、09年リマスターCD発売時に29位を記録。)
1 HELP ! 
2 THE NIGHT BEFORE
3 YOU’VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY
4 I NEED YOU
5 ANOTHER GIRL
6 YOU’RE GOING TO LOSE THAT GIRL
7 TICKET TO RIDE
8 ACT NATURALLY
9 IT’S ONLY LOVE
10 YOU LIKE ME TOO MUCH
11 TELL ME WHAT YOU SEE
12 I’VE JUST SEEN A FACE
13 YESTERDAY
14 DIZZY MISS LIZZY

ラバー・ソウル
CD   輸入盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(リリース : 1965年12月3日
最高位 : 英国8週連続1位、米国6週1位(1966年の年間4位)、日本10位

6枚目のオリジナル・アルバム。中期の傑作アルバムです。
8週連続全英1位を記録(米編集版『ラバー・ソウル』は全米6週1位)。
日本のオリコンでは87年CD化の際に10位を記録。
「ノルウェーの森」「ミッシェル」「ガール」「イン・マイ・ライフ」など秀作揃いの超名盤!
「ドライヴ・マイ・カー」「ウェイト」のノリも最高!全曲お気に入りだけど
「ユー・ウォント・シー・ミー」が1番好きかも。ジョン自身は嫌いだったらしいけど
「浮気娘」でのジョンの声もカッコイイ!
「ミッシェル」は1966年度グラミー賞の最優秀楽曲賞を獲得。)
1 ドライヴ・マイ・カー
2 ノルウェーの森
3 ユー・ウォント・シー・ミー
4 ひとりぼっちのあいつ
5 嘘つき女
6 愛のことば
7 ミッシェル
8 消えた恋
9 ガール
10 君はいずこへ
11 イン・マイ・ライフ
12 ウェイト
13 恋をするなら
14 浮気娘

イエスタデイ・アンド・トゥデイ
70年版レコード   日本盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1966年6月15日
最高位 : 米国5週連続1位 (1966年の年間17位)

アメリカでリリースされた編集アルバム。日本での発売は1970年10月25日。
2013年1月に(安物で、しかも家族兼用ですが)レコード・プレイヤーを購入したので、
ビートルズのLPをオークションなどで3枚入手しました。その中の1枚が
『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』。伝説のブッチャーカバーではありませんが、ヤフオクでは
高値更新されてしまったので、このLPは中古店から通販で購入(ジャケット・歌詞カードの状態は
イマイチ)。ビートルズと『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』の人気には改めて驚きました。
『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』は『ヘルプ!』から2曲、『ラバー・ソウル』から4曲、『リボルバー』から
3曲+シングル「恋を抱きしめよう/デイ・トリッパー」という構成。当時のLP収録曲数はイギリス盤が
13〜14曲なのに対して、アメリカ盤は11〜12曲が主流だったらしい。収録時間が30分に満たないのは
少し物足りないけど、イギリス盤に慣れてるファンにとっては新鮮なアルバムだと思います。)
[Side 1]
1 ドライヴ・マイ・カー
2 アイム・オンリー・スリーピング
3 一人ぼっちのあいつ
4 ドクター・ロバート
5 イエスタデイ
6 アクト・ナチュラリー
[Side 2]
1 アンド・ユア・バード・キャン・シング
2 恋をするなら
3 恋を抱きしめよう
4 消えた恋
5 デイ・トリッパー

リボルバー
98年版CD   日本盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1966年作品。英チャートで7週連続1位を記録。これも大傑作アルバムです。
レコーディングを終えたのは日本公演の直前。まだ世界中でライヴ・ツアーを行ってた時期に
こんな革命的な作品を制作してたとは...。勿論当時の技術ではライヴでの再現は不可能だったので
1曲も演奏されてません。ポールのバラード「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「フォー・ノー・ワン」は名曲中の名曲。
「アイム・オンリー・スリーピング」でのジョンの気怠いボーカルも良い。初めてジョージの自作曲が3曲収録
(「タックスマン」「ラヴ・ユー・トゥ」「アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー」)。3曲ともこのアルバムを象徴するサウンドだと
思います。主にポールが作ってリンゴがボーカルを担当した「イエロー・サブマリン」は「エリナー・リグビー」との
カップリングで大ヒットを記録。)
1 タックスマン
2 エリナー・リグビー
3 アイム・オンリー・スリーピング
4 ラヴ・ユー・トゥ
5 ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
6 イエロー・サブマリン
7 シー・セッド・シー・セッド
8 グッド・デイ・サンシャイン
9 アンド・ユア・バード・キャン・シング
10 フォー・ノー・ワン
11 ドクター・ロバート
12 アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
13 ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
14 トゥモロー・ネバー・ノウズ

オールディーズ
復刻版レコード(1976年版)   日本盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1966年12月10日
最高位 : 英国7位、日本7位

ビートルズ現役時代唯一の公式ベスト盤(日本盤は1967年2月5日発売)。
大阪のおじさんから何枚かビートルズのLPをもらって『オールディーズ』も持ってたんですが、
中学卒業時に友達に譲ってしまいました。2013年1月にオークションで比較的美品を落札。
22年ぶりに『オールディーズ』が戻ってきました。小学生の頃はオリジナルアルバムのような
感覚で聴いてました。)
[SIDE 1]
1 シー・ラヴズ・ユー
2 フロム・ミー・トゥ・ユー
3 恋を抱きしめよう
4 ヘルプ
5 ミッシェル
6 イエスタデイ
7 アイ・フィール・ファイン
8 イエロー・サブマリン
[SIDE 2]
1 キャント・バイ・ミー・ラヴ
2 バッド・ボーイ
3 デイ・トリッパー
4 ア・ハード・デイズ・ナイト
5 チケット・トゥ・ライド
6 ペイパーバック・ライター
7 エリナー・リグビー
8 抱きしめたい

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
98年版CD   日本盤
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(1967年作品。22週連続1位を記録、グラミー賞4部門を受賞した20世紀を代表する名盤。
ビートルズのアルバムの中では目立った名曲は少ないけどポール主導による史上初の
コンセプト・アルバムというアイデアはやはり画期的。現在の技術でも再現は難しいであろう作品を
60年代に完成させたビートルズは偉大です。)
1 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
2 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
3 ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
4 ゲッティング・ベター
5 フィクシング・ア・ホール
6 シーズ・リーヴィング・ホーム
7 ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト
8 ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
9 ホエン・アイム・シックスティー・フォー
10 ラヴリー・リタ 
11 グッド・モーニング・グッド・モーニング
12 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ)
13 ア・デイ・イン・ザ・ライフ

MAGICAL MYSTERY TOUR
CD
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1967年11月27日
最高位 : 英国31位、米国8週連続1位(1968年の年間4位)、日本27位

米キャピトル編集盤。アメリカ編集盤の中で唯一“準”オリジナルアルバムに認められた作品。
テレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』用の楽曲に同時期のシングル曲を加えた構成。
傑作アルバム『サージェント・ペパーズ』と同じ年にこれだけの名曲を残していた事に改めて驚か
されます。ポールの「フール・オン・ザ・ヒル」と「ユア・マサー・シュッド・ノウ」が特に好きです。
全米8週連続1位、全英では1976年まで発売されませんでしたが輸入盤が人気を集めて31位、
2009年リマスターCD発売時に33位を記録。
日本では初CD化時(1987年)に27位、リマスターCD発売時(2009年)に36位を記録。)
1 MAGICAL MYSTERY TOUR
2 THE FOOL ON THE HILL
3 FLYING
4 BLUE JAY WAY
5 YOUR MOTHER SHOULD KNOW
6 I AM THE WALRUS
7 HELLO GOODBYE
8 STRAWBERRY FIELDS FOREVER
9 PENNY LANE
10 BABY YOU’RE A RICH MAN
11 ALL YOU NEED IS LOVE