ビートルズ

<シングル>




ラヴ・ミー・ドゥ
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1962年10月5日
最高位 : 英国4位、米国1位(1964年の年間14位)

記念すべきデビューシングル。「ラヴ・ミー・ドゥ」はデビュー曲にしては地味ですが
英17位を記録(1982年に再発された時に4位を記録)。
米では1964年4月27日にリリースされて1位(B面の「P.S.アイ・ラヴ・ユー」も10位)を記録。
両曲ともにレノン&マッカートニー作(主にポール作)でボーカルもポール。
「P.S.アイ・ラヴ・ユー」の方が好きです。)
1 ラヴ・ミー・ドゥ
2 P.S. アイ・ラヴ・ユー

プリーズ・プリーズ・ミー
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1963年1月11日
最高位 : 英国2位(1963年の年間12位)、米国3位(1964年の年間16位)

2枚目のシングル。
両曲ともにレノン&マッカートニー作(主にジョン作)でボーカルもジョン。
サザン桑田さんはジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011に出演した際のパンフレットで
ジョン/ビートルズで1番好きな曲に「アスク・ミー・ホワイ」を挙げてました。
英で大ヒットした「プリーズ・プリーズ・ミー」ですが、米では1963年2月7日に
リリースされた時には不発。1964年に再発(B面は「フロム・ミー・トゥ・ユー」に
変更)された時に3位を記録。)
1 プリーズ・プリーズ・ミー
2 アスク・ミー・ホワイ

フロム・ミー・トゥ・ユー
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1963年4月11日
最高位 : 英国7週連続1位(1963年の年間2位)、米国41位

3枚目のシングル。初の全英1位を記録。
両曲ともにレノン&マッカートニー作(ボーカルもジョン&ポール)。
米では1963年にリリースされた時には不発。翌年、「プリーズ・プリーズ・ミー」のB面として
リリースされて41位を記録。
「サンキュー・ガール」は1964年に米で「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」の
B面としてリリースされた時に35位を記録。
レコーディング当初は「サンキュ−・ガール」がA面候補だったそうです。)
1 フロム・ミー・トゥ・ユー
2 サンキュー・ガール

シー・ラヴズ・ユー
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1963年8月23日
最高位 : 英国7週1位(1963年の年間1位)、米国2週1位(1964年の年間2位)

4枚目のシングル。英国ではシングル売上最高記録を樹立(1977年に
ポールが「夢の旅人」で更新するまで記録を保持)。2018年までの歴代で10位。
世界征服前夜の勢いのある演奏です。「アイル・ゲット・ユー」も隠れ名曲!
両曲ともにレノン&マッカートニー作(ボーカルもジョン&ポール)。)
1 シー・ラヴズ・ユー
2 アイル・ゲット・ユ−

抱きしめたい
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1963年11月29日
最高位 : 英国5週1位(1963年の年間23位、1964年の年間23位)、
米国7週1位(1964年の年間1位)

5枚目のシングル。初の全米No.1に輝いた初期の代表作。
ロックの歴史を変えたシングルと言っても過言ではないと思います。
米国では1958年〜2018年の歴代で48位。英国では歴代18位。
「抱きしめたい」はレノン&マッカートニー作でボーカルもジョン&ポール。
「ジス・ボーイ」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。ジョン、ポール、
ジョージのハモリが最高です。
米国ではB面は「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」。
「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」は米14位を記録(64年の年間95位)。)
1 抱きしめたい
2 ジス・ボーイ

キャント・バイ・ミー・ラヴ
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1964年3月16日
最高位 : 英国3週1位(1964年の年間1位)、米国5週1位(1964年の年間52位)

6枚目のシングル。予約だけで100万枚以上売れた大ヒットシングル。
レコード予約枚数のギネス世界記録に記載されてます。
1964年4月にビートルズが米ビルボード・チャートの1位から5位を独占した時の
1位が「キャント・バイ・ミー・ラヴ」です。英国では2018年までの歴代で35位。
「キャント・バイ・ミー・ラヴ」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
「ユー・キャント・ドゥ・ザット」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
「ユー・キャント・ドゥ・ザット」は米48位を記録。)
1 キャント・バイ・ミー・ラヴ
2 ユー・キャント・ドゥ・ザット

ア・ハード・デイズ・ナイト
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1964年7月10日
最高位 : 英国3週1位(1964年の年間5位)、米国2週1位(1964年の年間13位)

7枚目のシングル。
ビートルズ初主演映画“ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!”主題歌。
日本でも現在までに様々なテレビ番組のテーマ曲として使われてます。
イントロが衝撃的な「ア・ハード・デイズ・ナイト」はレノン&マッカートニー作で
ボーカルはジョン(中間部はポール)。
「今日の誓い」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。これも良い曲です。
米国ではB面は「恋する二人」。「恋する二人」は米53位を記録。)
1 ア・ハード・デイズ・ナイト
2 今日の誓い

アイ・フィール・ファイン
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1964年11月23日
最高位 : 英国5週連続1位(1964年の年間21位、1965年の年間39位)、
米国3週連続1位

8枚目のシングル。英国では歴代で53位。
「アイ・フィール・ファイン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
イントロのフィードバック奏法と、ポール&ジョージによるコーラスが印象的です。
「シーズ・ア・ウーマン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
B面ながら米国で(2週)4位を記録。)
1 アイ・フィール・ファイン
2 シーズ・ア・ウーマン

涙の乗車券
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1965年4月9日
最高位 : 英国3週1位(1965年の年間5位)、米国1位(1965年の年間31位)

9枚目のシングル。
「涙の乗車券」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
映画『ヘルプ!』のスキーのシーンで流れるのが印象的です。
「イエス・イット・イズ」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
米国で46位を記録。ジョン、ポール、ジョージの3声コーラスが美しい!
「ディス・ボーイ」に匹敵する隠れた名曲です。)
1 涙の乗車券
2 イエス・イット・イズ

ヘルプ!
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1965年7月19日
最高位 : 英国3週1位、米国3週1位(1965年の年間7位)

10枚目のシングル。
「ヘルプ!」は2作目の主演映画「ヘルプ!4人はアイドル」の主題歌。
レノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
ポール&ジョージの後追いコーラスも最高です。
日本でも現在までに様々なテレビ番組のテーマ曲になってます。
「アイム・ダウン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
「ロング・トール・サリー」に代るコンサートのラスト・ナンバーの定番曲。)
1 ヘルプ!
2 アイム・ダウン

デイ・トリッパー/恋を抱きしめよう
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1965年12月3日
最高位 : 英国5週1位、米国3週1位(1966年の年間16位)

11枚目のシングル。初の両A面。どちらも名曲です。
英国ではアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞。2018年までの歴代で55位。
米国では「恋を抱きしめよう」がA面で「デイ・トリッパー」がB面。
B面の「デイ・トリッパー」も米5位を記録。
「デイ・トリッパー」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン&ポール。
「恋を抱きしめよう」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
このシングルは名盤アルバム『ラバー・ソウル』と同日発売で両曲とも
『ラバー・ソウル』には未収録。創作意欲が最も充実してた時期だと思います。
ジョンとポールの曲数も拮抗してるので1番好きな時期の作品です。)
1 デイ・トリッパー
2 恋を抱きしめよう

ペイパーバック・ライター
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1966年5月30日
最高位 : 英国2週1位、米国2週1位(1966年の年間28位)

12枚目のシングル。日本では来日2週間前の1966年6月15日に発売。
「ペイパーバック・ライター」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
日本公演でも披露してます。
「レイン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
米国では(2週)23位を記録。奥が深い曲です。)
1 ペイパーバック・ライター
2 レイン

イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1966年8月5日
最高位 : 英国4週1位(1966年の年間3位)、
米国2位(1966年の年間96位)、日本29位

13枚目のシングル。両A面。同日発売のアルバム『リボルバー』に
両曲とも収録。英国でアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞。
「イエロー・サブマリン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはリンゴ。
2年後に制作されたアニメ映画“イエロー・サブマリン”のテーマ曲。
「エリナー・リグビー」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
グラミー賞のコンテンポラリー歌唱賞を受賞した名曲です。
米国では「エリナー・リグビー」がB面扱いでしたが(2週)11位を記録。
日本では映画「イエロー・サブマリン」公開50周年の2018年にアナログ盤が
限定発売された時にオリコン29位を記録。)
1 イエロー・サブマリン
2 エリナー・リグビー

ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ペニー・レイン
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1967年2月13日
最高位 : 英国2位、米国1位(1967年の年間55位)

14枚目のシングル。両A面。『サージェント・ペパー』セッションで最初に誕生した2曲。
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
「ペニー・レイン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
どちらもリバプールの実在の場所をモチーフにした革新的なシングル。
米国では「ペニー・レイン」がA面、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」がB面。
「ペニー・レイン」は米1位、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」は米8位を記録。)
1 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
2 ペニー・レイン

愛こそはすべて
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1967年7月7日
最高位 : 英国3週連続1位、米国1位(1967年の年間30位)

15枚目のシングル。
「愛こそはすべて」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
世界初の宇宙中継特別番組“アワ・ワールド”の為に書かれた曲(1967年6月25日、
エリック・クラプトン等もコーラスで参加したレコーディング風景を世界中継)。
「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」もレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
米34位を記録。)
1 愛こそはすべて
2 ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン

ハロー・グッドバイ
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1967年11月24日
最高位 : 英国7週1位、米国3週1位、日本15位

16枚目のシングル。
「ハロー・グッドバイ」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
メロディーも歌詞も分り易いポールならではの軽快な曲です。
「アイ・アム・ザ・ウォルラス」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
「ハロー・グッドバイ」とは逆にメロディーも歌詞も難解な曲。ジョンも
お気に入りの人気曲です。米国で56位を記録。)
1 ハロー・グッドバイ
2 アイ・アム・ザ・ウォルラス

レディ・マドンナ
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1968年3月15日
最高位 : 英国2週1位、米国3週4位(1968年の年間60位)

17枚目のシングル。
「レディ・マドンナ」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
ポールによるワイルドなピアノとバリトン風のボーカルが良い!
「ジ・インナー・ライト」はハリスン作でボーカルもジョージ。
ジョンもポールも絶賛したインド風の曲。米96位を記録。)
1 レディ・マドンナ
2 ジ・インナー・ライト

ヘイ・ジュード
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1968年8月26日
最高位 : 英国2週連続1位(1968年の年間1位)、米国9週連続1位(1968年の年間1位)、
日本5位(1968年の年間48位)

18枚目のシングル。世界中で大ヒット!
日本のオリコン洋楽チャートでも1位を記録。米では2021年までの歴代で13位。
「ヘイ・ジュード」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
現在でもポールのライヴの定番曲で、2012年ロンドン五輪の開会式でも披露した
ポールの代表曲。「レボリューション」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
ヘヴィーなギターとジョンのシャウトがカッコイイ!米国で3週12位(1968年の年間78位)を記録。)
1 ヘイ・ジュード
2 レボリューション

ゲット・バック
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1969年4月11日
最高位 : 英国6週連続1位、米国5週連続1位(1969年の年間25位)、日本10位

19枚目のシングル。
「ゲット・バック」はレノン&マッカートニー作でボーカルはポール。
原点回帰のバンド・サウンドが最高です。
「ドント・レット・ミー・ダウン」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
米国で35位を記録。両曲ともにビリー・プレストンがピアノで参加、
伝説のルーフ・トップ・コンサートでも演奏してます。)
1 ゲット・バック
2 ドント・レット・ミー・ダウン

ジョンとヨーコのバラード
お気に入り度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(発売日 : 1969年5月30日
最高位 : 英国3週連続1位(1969年の年間16位)、米国3週8位、日本11位

20枚目のシングル。
「ジョンとヨーコのバラード」はレノン&マッカートニー作でボーカルはジョン。
ジョンとポールの2人だけでレコーディング。ビートルズのシングルA面で最もラフな演奏です。
「オールド・ブラウン・シュー」はハリスン作でボーカルもジョージ。ベースがカッコイイ!
ポールのベスト・プレイだと思ってましたが、ジョージが「自分でベースを弾いた」と
語った事があるらしいです。)
1 ジョンとヨーコのバラード
2 オールド・ブラウン・シュー